圧縮機事業 カーボンニュートラル

使用用途

カーボンニュートラルとは

近年、世界中で地球温暖化の問題がますます強く認識されてきており、2015年に採択されたパリ協定を受けて、世界の主要国で2050年CO2等の温室効果ガス排出実質ゼロ、すなわちネットゼロが目標として示されています。当社もカーボンニュートラルへの挑戦を掲げており、圧縮機のトップクラスのサプライヤーとして、圧縮機を用いた様々な課題解決、ソリューション提案に貢献しています。

カーボンニュートラルとは

圧縮機を用いたソリューション

ネットゼロに向け中心となってくる主な技術が、発電における脱炭素化、クリーンなガスである水素の活用、及びCO2の回収、貯留及び利用(CCUS)です。

発電においては、ガス火力発電に水素を混焼、将来的には専焼とすることで、CO2の発生を大幅に削減することができます。また、石炭火力発電においてもアンモニアを混焼させることで、CO2の発生を削減できます。

水素は燃焼してもCO2を排出しないクリーンなガスであり、上記のように発電用に使われる他にも、多くの産業用途の基礎材料として用いられます。現状、産業用水素の多くは天然ガスや石炭といった化石燃料を水蒸気改質することで得られますが、同時に多くのCO2を発生してしまう問題があります。これら発生したCO2を回収、地中に貯留することで実質CO2フリーとするブルー水素、及び再生可能エネルギーを用いた水電解によりCO2フリーで発生させたグリーン水素をはじめ、多くの新規技術が検討、実証されています。また、これら水素の運搬を効率的に行うための一つの手段として、水素を極低温まで冷却し液化水素にする方法があり、この液化水素を製造するプラントにも圧縮機を納入しています。

CO2に関して、各種プラントで発生するCO2を分離、回収し、地下貯蔵するCCSの他に、このCO2を有効利用するCCUS、CO2バッテリー貯蔵等、CO2を直接扱うソリューションも数多くあります。このような用途に関しても当社の圧縮機を納入しています。

その他にも、カーボンニュートラルを達成するために、数多くの産業や用途、顧客と協力し、圧縮機を用いたソリューションを提供しています。

カーボンニュートラルの実現に向けて

当社は、スクリュ、ターボ、レシプロ3機種を用いることで、あらゆるガスに関するソリューションを提案できる圧縮機のトップクラスのサプライヤーとして、これらのカーボンニュートラル実現に向け、引き続きグリーン社会への貢献に真摯に取り組み、この地球規模の課題の解決、目標達成に向け責任をもって役割を果たしていきます。

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