熱交換器事業 ORV
大容量のLNG気化器として、
最も経済性に優れた機器
Open Rack Vaporizer (ORV) は、海水を熱源とするLNG気化器として、環境負荷の低減に貢献しています。KOBELCOは世界有数のORVメーカーであり、日本がLNG輸入を開始した時から、40年以上改良を重ね、高い信頼性を有しています。
特長
クリーンで最も経済的な大容量気化器
- 海水を直接熱源とし、CO2の排出がなく、大容量のLNGを気化することができる
- 陸上だけでなく、洋上のJettyの上でも設置可能
- 新開発した溶射技術で、長期間の安定した運転を実現およびメンテナンスコスト低減
既存用途・適用可能範囲
280基以上の納入実績、LNG受入基地でのベースロード気化器
<既存用途>
- LNG受け入れ基地:LNG気化器(陸上)
- その他:LPGヒーター、エチレン気化器
<適用可能範囲>
- 温度:-260℃~65℃
- 圧力: Max.180BarG
- 流体:LNG、エチレン、エタン、プロパン、ブタン、液体水素、その他アルミを腐食しない流体
- その他制約/条件:海水中のSS値および重金属イオン
構造
優れた伝熱性能を生み出すパネル構造
ORVの伝熱部分は、伝熱性能に優れたアルミニウムで製作されているため、 他の気化器と比較して高い伝熱性能とコンパクト性を有しています。
伝熱管を効率よく並べた、特徴的なパネル構造を持ち、-160℃という極低温のLNGが流れる伝熱管は、材料選定が極めて重要です。
この伝熱管にはアルミが使用されているため、優れた伝熱性能を持ちます。
一方、熱源となる海水は伝熱管外のパネルを流下する構造のため、流路凍結による閉塞の心配がありません。
構造の詳細は以下の図をご確認ください。
アフターサービス
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